
今夜(正確には明日未明)はサマータイムが終了する日だ。
だからなのか知らないが、今日もプラハの街は夜遅くまで盛り上がっていた。
宿の近くの公園で一人寂しくビールを飲んでいると、ハンガリー人の若者男性2人組につかまった。
一人は片言の英語が話せたので、3人で朝まで飲み続けた。
英語を話せる男は、スティック(棒)を両手に持ち、もう1本の棒をクルクル回したりする芸(何て言うの?ジャグリング?)の先生らしく、朝までみっちりレッスンをしてくれたが、酔っ払っていたせいかセンスが無いのか教え方が下手なのか、いずれにしろ全く上手くならなかった。彼の熱意はすべて無駄になったのだ。
この日は、何人かの旅行者はサマータイムの終了に気付かず1時間早く起きてきます。
それを、「あれは勘違いしてる奴だ」「いや違う」と、賭けの対象にして遊びました。
宿の人にサマータイム終了の件を教えられた旅行者の反応(肩を落とす姿)を見て判断するので、一緒に肩を落とす事もあったが、賭け事にはめっぽう強いロビンはかなり稼いだとさ。
サマータイムは、3月最終日曜日(午前1時に時計の針を2時に進める)から、10月最終日曜日(午前2時に時計の針を1時に戻す)までです。間違わないようにしましょうね!!
□ ■ □ ■ □ ■ 余 談 ■ □ ■ □ ■ □
同じ宿だったので、朝食を取りに食堂へ行く。
しかし、「朝食は7時から!」と言われるが、そこで引き下がる酔っ払い3人組ではない。
さんざん大声でまくしたてたら、まだ6時なのに渋々食べさせてくれた。
しかし、ここでも歌って騒いでいたら、さすがに宿の主人に「出て行け!」とキレられる。
「嫌だー!もっと食べたいー!!」とテーブルにしがみつくロビン。
「これでよそで食べろ」と、ロビンは300KCを手に入れた。
パン+チーズ+ハム+ゆで卵をごっそり頂き、外でお金を山分けして、陽気でおバカなハンガリー人2人組と別れたのだった。