ユーレイルパス非適応国の鉄道割引

移動・交通

イギリス

イギリスではユーレイルパスは使えないので、使うとしたらブリットレイルパスになる。イギリスの鉄道料金は高いので、イギリスを周遊するのであれば元を取りやすい。
だが、長距離バスがほぼ全国を網羅しており、とても使い勝手が良い。長距離移動はバスや格安航空を利用すれば各パスは不要になる。
詳しくは「バス・レンタカー」

イギリス国鉄

イギリスの鉄道は26の鉄道会社に分かれており、全社共通の割引とその会社独自の割引があり、初心者には分かりにくい。
中学生レベルの英会話力があれば、駅窓口で聞くのが一番確実だ。
イギリスの列車は、信号故障・列車故障等で遅れることが多い。故障がなくても5~10分の遅れは日常茶飯事だ。
乗り換えの時間は余裕を持つよう計画しよう。

ユーザー登録が必要だが、チケットの事前購入にはこちら The trainline が便利。
オンライン登録・購入については こちら を参考にしてください。
イギリスに関しては、こちらのサイト Eikokutabi.com がオススメです。

現地の割引

  • 日帰り往復チケットCheap day Return
    目的地に日帰りで行く場合に購入できる。列車によっては制限あり。2等のみ。
  • セーバー・リターンSaver Return
    半径50マイル外の目的地への割引往復券。復路は1ヶ月間有効。2等のみ。
  • スーパー・セーバー・リターンSuper Saver Return
    セイバー・リターンよりさらに割引される。2等のみ。
  • レイルカードRailcard
    一定の条件を備えていれば、カード提示で各種チケットが3分の2の料金になる。
    割引チケットと併用が可能なので利用価値は高い。1年間有効。
  • ヤング・パーソンズ・レイルカードYoung Persons Railcard
    16~25歳または学生のための割引カード£20。1年間有効。カード提示で各種チケットが3分の2の料金になる。

チェコ

チェコの鉄道料金は高くはないので、現地割引を利用した方が各パスよりお得な場合が多い。
鉄道網とバス網が国内をカバーしているが、近・中距離はバスの方が早く便数も多くて便利。

チェコ国鉄(CD)

大きな駅の窓口は、当日・予約・国内線・国際線等、別々になっている。
分からなければ、駅構内にあるインフォメーションで確認してから並んだ方が良いだろう。

ポーランド

ポーランドの鉄道料金は高くはないので、現地割引を利用した方が各パスよりお得な場合が多い。
鉄道網とバス網が国内をカバーしているが、近・中距離はバスの方が早く便数も多くて便利。

ポーランド国鉄(PKP)

PKPはスピードも速くダイヤも比較的正確だ。ただし、国際列車は大きく遅れることもあるので注意しよう。
また、ポーランドの列車は混んでいることが多く、1等でも座れないことも珍しくはない。予約のできる列車は予約した方が無難だろう。
大きな駅窓口は、当日・国際線のが別々になっている。

週末割引チケット
金曜の18時~日曜の24時までICを除いて乗り放題(約2000円)。

スロヴァキア

チェコとハンガリーとの間を結ぶ列車は本数も多く便利だが、それ以外はバスの方が早く便数も多くて便利。

スロヴァキア国鉄(ZSR)

国際列車は遅れることが多い。

スロヴェニア

鉄道網はあまり発達しておらず便数も少ないので、近・中・遠距離ともバスの方が便利。

スロヴェニア国鉄(SZ)

便数が少ないせいか、発着が遅れることはほとんどない。

クロアチア

鉄道網はあまり発達しておらず便数も少ないので、近・中・遠距離ともバスの方が便利。

クロアチア国鉄

貨物輸送手段として使われており、旅客用の列車は多くはない。バスより安いが、時間がかかるのが難点。