11月12日16時56分配信 オリコン
学生時代最後を締めくくる卒業旅行では、大切な仲間との、一生の思い出を作りたいもの。そこでオリコンが「卒業旅行で行った海外の国・都市」についてのアンケートを行なったところ、女性からの圧倒的支持を得て1位に選ばれたのは、多くの芸術家を生み出し、芸術の都として人気のある【パリ】だった。
卒業旅行で行った海外の国・都市、ランキング表 ※下段に掲載
1位【パリ】の人気の理由は、「大学の第二外国語でフランス語を学び、フランスに興味があった」(滋賀県/30代/女性)、「ルーブル美術館に行ってみたかったから」(徳島県/20代社会人/女性)、「ヴェルサイユ宮殿、モンサンミッシェルに行きたかった」(神奈川県/20代社会人/女性)など。学生時代に、フランス文化に触れ、その象徴を実体験として目の当たりにしたかったから、というのが多くの理由だった。
続く2位には、【ロンドン】がランクイン。「脈々と続くUKロックの本場に、一度は行ってみたかった」(神奈川県/20代社会人/女性)、「大学時代ラグビー部のマネージャーをしており、ラグビーの聖地なので」(滋賀県/30代/女性)と、大衆文化の聖地を訪れてみたいという声が多く見られた。
3位は、【ローマ】。1位同様、長くつづく文化への憧憬が決め手となったようだ。「古代都市の遺産を見たかったので」(滋賀県/30代/女性)、「コロッセオなど、歴史ある街並みを歩いてみたかった」(東京都/20代社会人/男性)。また、「ご飯もおいしそうで……」(神奈川県/20代社会人/女性)。どうやら、本場のイタリアンを堪能できるのも、イタリア旅行の醍醐味のようだ。
学生時代に何に興味を持ち、何をしてきたかということが、卒業旅行先の選定に大きく関わっているようだ。たっぷりと休みを使った自由旅行を楽しむ機会は、実はこの卒業と就職の間の春休みにしかないかもしれない。学生時代の最後に、ぜひ貴重な思い出を持ち帰ってもらいたいものだ。
(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の、20代社会人、30代、40代の男女、各100人、合計600人を対象にインターネット調査したもの)