フランスで最も人気のある世界遺産と言っても過言ではない「モン・サン・ミッシェル」。
私も過去に１０回ほど訪れている。
旅行会社のオプショナルツアーに申し込むと、「平均２２，０００円～２５，０００円」かかります。
【内容】
朝７：３０にホテルを出発、途中トイレ休憩を一回とり、ひたすらモン・サン・ミッシェルを目指す。
※ほとんどのバスが同じＷＣを利用するので、特に女性用トイレは長蛇の列です。地獄です。
お昼過ぎにモン・サン・ミッシェルに到着後、あまり美味くも無いオムレツの昼食。
※レストランの場所は、島内の場合もあれば、島外の場合もあります。
だいたい１３時～１３時半にガイドさんと共に観光スタート。
１時間ほど修道院の観光をしたら、出発の１５：３０までフリータイム。
※よって、フリータイムは１時間～１時間半しかありません。
１５：３０にモン・サン・ミッシェルを出て、来た道をずーっとパリまで５～６時間かけて戻ります。
パリのホテルには、２０：００過ぎに到着です。
これだったら、個人で手配した方が「安く」「長く滞在できて」「らく」ですよ。
って事で、個人での行き方、料金、切符の手配の仕方をご説明しましょう。
モン・サン・ミッシェル最寄りの国鉄駅は？
ポントルソンPONTORSON。駅とモン・サン・ミッシェルは10キロ程度離れている。
パリからは電車の乗り換えが多く、ポントルソンに行くだけでも非常に能率が悪い。
ポントルソン駅とモン・サン・ミッシェル間にバスはあるが、本数は少ない。
よって、ポントルソンを利用するパターンだと日帰りは苦しい。
パリから日帰りするには？
パリからＴＧＶでレンヌ（ＲＥＮＮＥＳ）まで行き、そこからバスでモン・サン・ミッシェルへ行くのが一般的。
パリからレンヌ（RENNES）まで、TGVで何分？値段は？
約２時間です。運賃は、最安値１９ユーロ（片道）からあります。
※その日によって、値段は変動します
レンヌからモンサンミッシェルへは？
レンヌ駅北口（SORTIE NORDと表示）を出て、右手の建物のバスターミナル（GARE ROUTIERE)からモン・サン・ミッシェルまで直通バス 「レ・クーリエ・ブルトン Les Courriers Bretons」が運行している。
https://keolis-armor.com/index.php?
バス代は？
片道 １１．４ユーロ （12～26歳は２５％off）。
チケットは、レンヌのバスターミナルかバスの運転手より購入する。（パリの国鉄駅でも購入可）
バスの時刻は？
＜＜ パリ ⇒ モン・サン・ミッシェル ＞＞
ａ祝祭日運行なし ｂ祝祭日も運行
＜＜ モン・サン・ミッシェル ⇒ パリ ＞＞
ａ祝祭日運行なし ｂ祝祭日も運行
TGVの手配は、「鉄道予約サイト」や「旅行会社」に頼むと安いの？
いいえ、直接ＳＮＣＦ（フランス国鉄）から申し込まないと、かなり損をします。
※１ユーロ ＝ １２１．１５円 １１８．５５円（TTS) ＋ ２．６円
| SNCF （フランス国鉄） |
RAIL EUROPE JAPAN （手数料１，５００円） （送料 １，５００円） |
欧州エキスプレス （手数料 ０円） （送料 ７００円） |
ヨーロッパ鉄道 チケットセンター |
地球の歩き方プラザ （手数料２，１００円） （２区間目１，０５０円） |
|
|---|---|---|---|---|---|
| ６：３５発 | ３０ユーロ （３，６３４円） |
４，７００円＋手・送 計７，７００円 |
５，７００円＋送 計６，４００円 |
？ | ５，３００円＋手 計７，４００円 |
| ７：０５発 | ２６ユーロ （３，１５０円） |
３，５００円＋手・送 計６，５００円 |
４，５００円＋送 計５，２００円 |
？ | ５，３００円＋手 計７，４００円 |
| ７：３０発 | ５，０００円＋手・送 計８，０００円 |
？ | ？ | ？ | |
| ７：３５発 | ３０ユーロ （３，６３４円） |
４，７００円＋手・送 計４，７００円 |
５，７００円＋送 計６，４００円 |
？ | ５，３００円＋手 計７，４００円 |
| ８：０５発 | ３３ユーロ （３，９９８円） |
４，５００円＋手・送 計７，５００円 |
５，５００円＋送 計６，２００円 |
？ | ５，３００円＋手 計７，４００円 |
もっと他の区間の比較を知りたい方は 日本の海外鉄道予約サイトは安いのか？
SNCF（フランス国鉄）のサイトから、TGVの手配はどうすればいいの？
フランス国鉄(SNCF)ホームページの使い方で詳しく説明しております。
ちなみに、Prem’sチケットだと２６ユーロ～あります。
＜参考料金＞ ※２０１０年６月１５日に、７月３０日の料金をチェックしてみました。
会員ページではパリからモン・サン・ミッシェルまでの行き方を、写真付きで詳しく説明しています。
これさえ見れば、誰でも安心して迷わず行けますよ。